深周り

ターンに意識を向けてくれるカスタマーが増えているようで、喜ばしい事です

今日板を引き取りに来られた方もここ数年のパウダー狙いから当れば滑るという

方針変更だと言っていた、変わりにピステでのターンの完成度を上げて行きたい

滑りの質を更に高い所に持って行きたいと言う気持ちが伝わって来た

オヤジが何度も言っている事だが、全てはカービングでその繋ぎ目こそが重要だと

言って来た、山周りに入ってからとか切り替えるだけは似てはいるがカービングとは

呼ばない、メビウスの輪のようなイメージの深周りこそがカービングでターンだと

思っている、このイメージで切り替え仕上げ乗り込んで行けば、上体のスタイルなど

自然に出来上がってくる、手を振り回したり鏡を見て玉井太朗になろうとしても

無駄な事だすべてはターンの質に掛かっているから、出来てくればスタイルが出てくる

パウダー偏重主義からピステ回帰派が出て来た事はとても喜ばしい、まずは深周りから

シーズンを始めたい、そして緩斜面でのスローターンが出来てくれば、軸が見えて来た

と言う事も付け加えておこう、雪の降り過ぎは危険が倍増するから、この寒波の

抜けたときは要注意だと思う、細心の注意と意識を研ぎ澄ませて山に向かって欲しい