十代でアメリカへスキー留学。しかし、スノーボードに巡り合ったことでスキーから転向。6年間の留学生活を通じてフリースタイルに没頭する。
			  帰国後は会社勤めをしながら、週末スノーボーダーとしてパウダーを追いかけるようになる。
			  一方で、野田知佑氏の著書「ユーコン漂流」に出会ったことから旅への想いを抑えることができず、
			  休暇をとってユーコン川支流のBig Salmon Riverをカヌーで下る旅に。
			  ユーコンの大自然に触れた旅を忘れることができず、さらに4年後にもBig Salmon Riverを再訪。トータル600kmの漕行を果たす。
			  30代初めに縁あって白馬に辿り着いてからは本格的なバックカントリーに傾倒。
			  そこにあるのに誰も気づいていない自分だけのラインを滑るという遊び方は、
			  趣味のフライフィッシングにも通じる『自分の想像と結果が一致する楽しさ』に満ちていた。
			  ひたむきにパウダーとラインを求める姿を見て、白馬のガイドカンパニー「COLOR SPORT」から
			  ツアーアシスタントに誘われたことをきっかけにガイドを志すことに。
			  現在はSnowsurf Hakubaの代表、そしてガイドとしての日々をおくっている。 
			  お客さんの笑顔はもちろんだが、ここでも喜びは自然を読むこと。地形や天気、雪の降り方等を考えてフィールドのコンディションを予想し、
			  それが的中したときには言いようのない満足感に包まれると言う。
			  また雪の上の喜びは一期一会であることを痛感し、ガイドになってからは歓喜の一瞬を残すためにカメラを持ち始めた。
			  滑り手、ガイド、フォトグラファーを兼ねるマルチな活動ぶりは、
			  2016年から4年連続で出かけたパタゴニア地方の遠征記録などでも眼にすることができる。

                    
                    
                    