謹賀新年
皆様、新年明けましておめでとうございます!本年もMAGIC TUNEをよろしくお願い致します!
正月休み2日目は雪も止んでいるみたいなので出かけずに
暖かい日なので初詣と追加のワックス制作と感が鈍らない様に
少しだけ板を触って、日本酒と親交を深める宴で日本の良さを再確認するあたりで終了でしょうか
酉年の今年が皆様にとって良い雪に恵まれ、健康で健やかな一年でありますよう願っております
Fileman
皆様、新年明けましておめでとうございます!本年もMAGIC TUNEをよろしくお願い致します!
正月休み2日目は雪も止んでいるみたいなので出かけずに
暖かい日なので初詣と追加のワックス制作と感が鈍らない様に
少しだけ板を触って、日本酒と親交を深める宴で日本の良さを再確認するあたりで終了でしょうか
酉年の今年が皆様にとって良い雪に恵まれ、健康で健やかな一年でありますよう願っております
Fileman
あと数時間で2016年も終了する、雪も昨シーズンよりも降っているようで
一安心というところ、チューンに終わりはないから年が明けても引き続き
続いていく、今年も有難うございました!
2017年が皆様にとって素晴らしいシーズンとなることを祈っています!
Life is Good! FileMan
今日は世間で言うところのクリスマスイブ、全く関係ない俺は今日も板と格闘5時間
がんばってみました!
新しいタッチとカーブが見えてきた、前から探していたキャンバーからフラットにつながる
ビベルのかかり具合がなんとなく見えてきたようでファイルが気持ちよく走る
国産の板のエッジは鋼が素直で焼きが入ったりしていないので、理想的な調整が可能になる
これが海外の焼けまくりのステンなんてことになると、調整どころか削ることすらままならない
乗ってる本人たちには判らないことだろうが、触り手たちにとってはとても重要な問題なのだ
世界で素晴らしいと絶賛されるGENTEMSTICKの国産ラインは削り手たちにとっても素晴らしい
素材で想像力を喚起される逸材ぞろいだと思う
チューニングには終わりはないこれで決まりだと思えばそこで終了できるが、乗り手も進化していくので
やはり永遠に追いかけっこなのだろう、今期なんとなく一つ上の感触がつかめてきた感覚がある
この感覚を忘れないように体に染み込ませている、パラフィンワックスの評価は中々いい感じだ
思っていた以上に滑ってしまうので、うれしい誤算と言えばいいのか、素直に喜ぶのがいい
あと数日で正月になるなんとかお渡しする板が仕上がりそうだ、今日の新雪も年明けまで
おあずけです FILEMAN
締め切りに追われる気分は悪くはないが、やはり精神衛生上宜しくないのだろう
この時期に必ずやってくる疲労性の腰痛と全身の筋肉痛と戦いながら
それでも板を前にすると楽しんでいる自分に笑ってしまう
全てが見えすぎてしまうので行きすぎてしまわないように気をつけながら
エッジの感触とソールの手触りに細心の注意を払うことが大切だ
とうとう右手の人差し指はすり減ってしまった、そうでもしないと俺ごときの
作業は完結しないし納得もできない、体がすり減る分、いい板に上がると信じて
今日も指が曲がりすり減った、もちろんそれでいいのだ職人とはそういうものだから
刺さった切子を手からルーペを使って抜き、目薬をさしながらワックスの輝きを確かめている
来週は自然降雪の初雪を滑れる予定だから、その分前倒しで締め切りが迫っている
雪をイメージして作業に没頭しながら、滑るイメージが頭の中を走って行った
純粋なパラフィンベースのオリジナルワックスをテストしている、輝きも仕上がりも程々に
仕上がっているようで、安心した、本州のシーズンインはもう目の前です
今日も一日中工房でチューンをしていた、ほとんど話もせず、只々板と向き合う
集中している時間は飯の時間も忘れるほどで体に悪いからきっちりと食べようと
思うのだが、始まってしまうと止められない性格なのでこればかりはしょうがない
集中が途切れずに作業に没頭できる時間はとても気持ちよくて
気が付けば動けなくなっていることもある、もうほとんど変な人になっているわけで
板と向き合うとはそういうものだと思っているから、他の仕事をこなしながら
作業できる多彩な人たちを羨ましくも思う、僕もそういう風に上手くやれればいいのだろうけど
多分できない、集中が途切れるとそこから復旧するのに時間が掛かってしまう
多分心が子供なんだろうと思う、大人はもっと上手くやるはずだから
皆様からお預かりした板と向き合って触りながら没頭できるこの時間はなにより面白い
その方の滑りをイメージして削りだす、少し疲れたら海に戻ってリセットするのだ
雪の便りが届きだした、このそわそわ感も良いものだ、明日も工房で板達がまっている
こんにちは!雪の便りが届き始めましたね。
もうすぐ今年のスノーボードシーズンがスタートですね!!
お陰様で、チューンナップのお申し込みやお問い合わせ等をあちらこちら頂いて嬉しい悲鳴を上げている今日この頃です。
ありがとうございます。
お問い合わせやチューンへの質問をメールでお問い合わせいただいておりますが、頂いたメールへなるべく早めの返信をしておりますが、中にはメールが戻ってきてしまう場合やセキュリティのためかメールを受信していても、はじかれてしまう場合があるようです。特に@yahoo.co.jpやソフトバンクさんのスマートフォンからのメール@i.softbank.jpに返信した場合に多くあるようです。
頂いたお問い合わせ等のメールには、必ず返信しておりますので、受信可能な設定になっているかメールボックス等を確認してください。
@equip.co.jpのメールが受信できるように設定を確認してください。お手数賭けますが宜しくお願い致します。
また、私から返信がない場合は、お電話頂ければ助かります。tel : 0466-21-6699
では、またチューンナップ作業へ、戻ります。
宜しくお願い致します。
たった今、今シーズンのスノーボード雑誌を読み終わったところ、テスターアラタの
リポートを読んで興奮してる自分がいる、自分が手をかけたものに
命を乗せて滑らせてくれるアラタに心から敬意を表したい、最高のうれしさの反面
その責任に目がさえてしまって眠れそうもない
そのアラタと先日このシーズンのチューンについてミーティングをした今回は
全体の流れの中にあるルースでありながらとらえの早いエッジについて考察した
その結果見えてきた答えは、スキーエッジの考え方でなくサーフボードのレールの
考えで組み立てた方が理解しやすいのではというものだった
うちのテスターたちは僕も含めて全員筋金入りのサーファーなのでその表現は
サーファーのそれの方がより理解しやすいし、第一ゲンテンスティックのソールは
すでにボトムと表現した方がしっくりくるドーム形状を持つものが多く
そこにおいてはスキーのフラットな基点をベースにしたエッジの数値は意味をなさない
と思ってしまうからだ、スキー業界が作り上げた材料と製法で構築された製品であるが故
どうしてもスキーチューン用語で解説しがちなのだが、自分の中ではエッジというよりは
レールというほうがしっくりとくる、もっとも全体の形から作り上げているわけではないので
シェープというのはおこがましいし、作者に失礼なのでレールチューナーということにしている
まあそのあたりは各自の自由に言ってしまえばいいので、深く考えてはいない
本当に大切なのは数値に現れない連続した角度の変化でこれが機械的に途切れると
繋がらない場所に挙動の変化が現れるのだ、マスターシェーパーのサーフボードの
レールを見ればわかるがすべて綺麗な曲線で繋がっていてロッカーもレールもすべて
関連している、この数値に現れない連続したビベルこそがスノーサーフボードのレールに
なるのだろうと思っている、製品そのままで乗るのは本当に悲劇でダリングだけで乗るのも
そのままよりはましだがやはり厳しい、完璧にチューンされたレールとソールはスムーズで
本当に気持ちがいい滑りを感じさせてくれるものだ、これを感じられるためには滑り手にも
それなりの技量を求められるが、GENTEMSTICKをのる方々であれば多分理解していただける
と思う、少しでも多くの方にサーフスタイルスノーボードの本当の楽しさを感じていただきたいと
願っています
初冠雪の噂も届いてきた今日この頃、焦りもありながら楽しんで仕事を
している、良い感触があるとさらに追及したくなり、慌ててストップも
よくある話、いつの間にか顔はにやけていてかなり気持ち悪い
絵面だろう、親父がにやついて板を触っている姿は
そうとうに変態だ、、、
ところでワックスのお話し、ホットワックスの滑走性と耐久性は疑うところは
ないのだが、やはり時間と場所などのかねあいでだれでも出来るわけではない
そういう人のためにか今シーズンは各社がペーストや液体系の下地ワックスを
発表している、遠征先で簡単にメンテナンスが可能であれば相当に便利な商品だろう
僕も今シーズンに出先でテストしてみようと思っている
とは言え冒頭に書いた通りチューンのおいてはホットワックスは
やはり避けては通れないとも思っている
なんで何回もホットワックスしてソールを仕上げるのか?
そんな面倒なことをしなくてもいいのではないか?
と必ず疑問に思うはずだその答えを自分なりに考えてみた
ソールには非結晶の部分があってそこにはコップにビー玉を詰めた時の
隙間のようなものがある、そこにワックスというパラフィンを溶かして詰め込む
ことで染み込むという理屈だ、ところがこの隙間はばらばらの大きさで
ごみなどで隙間に届かないこともあるという状態という推測をして
溶かしたパラフィンを使って隙間を広げ中の汚れなどをワックスと一緒に
とりだして綺麗にするという効果と広げた隙間にさらにパラフィンを詰め込む
ことができるということの効果をねらっての作業なのだ
だから隙間に膨張伸縮率の高い成分を詰め込めば隙間を簡単に広げられて
ワックスの浸透量も多くなり、さらにその成分が固くて滑るものであれば
長い時間滑走性能が持続するという考えが浮かんでくる
これが近ごろ話題のワックスのことだと理解したのだが、僕は化学者ではないので
本当のところはわからない
ただ今のところパラフィンに勝る滑走材はコストと作業性を考えればやはり無くて
パラフィンがベストだと思っている
柔らかいワックスで広げた隙間に少しずつ滑りと持続性のいいワックスを詰め込んで
作り上げたソールは最高だと思っている、粉雪のなかで一番滑るのは温度にもよるが
やはりパラフィンだと思う、一度作ってしまえばメンテナンスはブラシと生塗でほぼ
滑るはずだ、シーズンの切り替え時期にもう一度作ってやれば大丈夫だし
春はリムーバーとスクレーパーと金属ブラシのシーズンだから話が変わってくる
石油由来のパラフィンも自然の産物といえばそうなのだが、天然の植物などから
由来するパラフィンでスキーワックスを作ってもらえたらと思う今日この頃だ
自然に優しくと思いながらも、ガソリンを焚いて山に向かいジェット燃料で時間を
節約しているのも事実だ、本当に人間は身勝手でわがままな生き物なのだ
だからといって原始時代には戻れない、今のバランスのなかで折り合いを
見つけながら日々を楽しんでいくことが良いのだろう
毎シーズンこの時期になるとチューンのご依頼が増えてまいります
一本づつ手作業で丁寧に仕上げさせていただくためには時間も必要と
なります、好評をいただいておりますストラクチャー加工をいたしますと
さらにお時間をいただくことになります
年内納期をご希望のお客様はお早めにご相談ください
昨シーズンは雪が少なかったため、ソールとエッジのダメージが多く見えられます
長期予報では12月に一気に冬が来ると発表されたようです
楽しみですね、宜しくお願い致します
スキーにはとても長い歴史がある、生活の移動手段として発達したはずと記憶している
一方暇つぶしと太古においては賭け事に使われたらしいサーフィンとはその始まりから
ベクトルが違っていたはずだったが、両者がスポーツという衣をまとったあたりから
軌道修正が行われ、今では同じ匂いのする遊びと解釈されているらしい
スケートボードはその歴史の中で何度もスポーツにされそうになりながらも
音楽とファッションの影に身をひそめながら着実に文化を構築している
おそらく極めて少ない面積の中での自己追求型の探求が目的の遊びであるが故
バカなふりをしながらその実IQが高いところに持っていくすべを学んでいる
この3種目がまさかオリンピックの競技となるとは思ってもみなかった
スキーはともかく不良の遊びがオリンピックだ、世も変われば変わるものだ
スキーが生活から遊びにそして競技となったときから道具の手入れが始まった
はずで、それが今のチューニングに繋がっている
であるならば、サーフィンもスケートボードもチューニングの世界に入っていくのは
明確だ、最先端のサーフボード、テイクオフの早いスーツ、今の何倍も反発の強い
デッキ、止まらない速いウイールなどちょっと考えればいくらでも出てくる
もっともサーフもスケートもすでに大会もあるわけだしいまさらな感じもあるが
国の威信をかけての競技ともなれば話は別だろう
それぞれの遊びが持つ文化を失わないようにしながらの発展を心から
望んでいる、フリースキーがカウンターカルチャーならサーフィンとスケートは
最初からカウンターカルチャーだった、そこが大きく違う点だろう
毎日お預かりした板達との対話が続いている、スノーボードは何に向かって
いるのか?その答えは皆さんが持っています、冬は目の前です