GENTEMSTICKとsnowboardメーカー
gentemstickを普通のボードメーカーと考えると、かなり矛盾も感じるし
どこが素晴らしいのか?と考える方も多いと思う
一般的なボードメーカーであればコアの成り立ち、木に通う精霊、雪を滑る道具の中に
精神世界を感じることなどまず考えられない世界観がGENTEMSTICKの根本には存在すると
思っている
雪の上を快適に気持ちよく便利に滑りたいのであれば今は多くのメーカーとプロダクツが
存在するし、ごく一部のガレージメーカーであれば作り手の気持ちは反映されるが
プロダクツとしての完成度を追求することは難しいのが現実
GENTEMSTICKが世に出てきたその時なにを求めていたのか?
板の完成度はもちろん板に通う魂のようなものを追求していたと思っている
少量生産、サイズは1型これが考えられる限界だった、今またその世界観に
戻らざるえない状態になってきたと思っている、GENTEM が求める根本がそこにあるからだ
チューナーの端くれである自分的にはスノーボードはサーフボードで言うところの
ブランクス、つまり元型だと考えていて、チューナーたちがシェイプして初めて
スノーボードとしての機能を持つと思っている、なのでブランクスは正確に製造されてなければ
ならないしそれでなければシェイプはできない、もちろん自分たちはブランクスを削り整えて
シェイプできる状態にする作業もしているので、それも含めてのチューンだと考えている
チューンの話にずれてしまったが、これからGENTEMSTICKを乗ってみたいと思うユーザーの方々が
本来GENTEMSTICKが目指していた乗り手の歩む人生と共に世界観を理解して山に向かい
雪に乗り滑ることでGENTEMSTICKの精神世界と作られる芸術的造形の美しさを感じて欲しい
と考えているのです
GENTEMSTICKよりも乗りやすく、便利な板は沢山存在しますしかし乗り手に技術を
求め板に対する理解を求める板はそんなに多くはないでしょう
単なるスノーボードと考えず、その始まりから理解していくことで、なぜスノーサーフだったのか
ではスノーサーフとはなんなのかが理解していただけるのではと思っています
GENTEMSTICKを深く考察することはとても面白いです、ぜひ皆さんにも追求していただきたい
と思います
今日はそんなことを休憩に考えながら2本ハンドシェイプしました
MGICFILEMAN