Magic Tune Blog
スノーボードチューンナップ
    4月 25, 2015

    ストラクチャー3

    恒例春の八甲田合宿もう一つの約束の沢巡礼から無事帰還いたしました

    ここに向かえる口実を作ってくれるP社の敏腕営業マンとわがままを笑って

    聞いてくれるガイドクラブの隊長にはいつもお世話になりっぱなしで

    今回もただ歩いてるだけのダメ親父状態でしたが、なぜか尾瀬のガイドたちが

    全員集合で妖精のナチュラルなギャグをどこで笑おうか考えてるうちに

    頂上を3回繰り返して松ヤニの頂に立たせていただきました

    一緒に遊んでいただいた皆様本当にありがとうございました!

    去年に比べて3割ほど雪が少なかったですが、その分斜度も深さもある沢に

    なっていました、去年はここをスプリットで今年はインポッシブルで

    滑りましたが、今回イメージした板はBIG FISHでした、来年はその辺りで

    チャレンジしてみたいと思っています

    心配していたチューンは上手くマッチして機能してくれました、食いすぎず

    抜けすぎずのエッジとやはりストラクチャーが効いていて

    全行程でストレスなしの滑走状態を保ってくれました、ザラメの横滑りでも

    鳴かず、汚れストップザラメではノックしても捕まれることなく、突破できました

    ここ何年かテストを繰り返した、幸せな到達点のストラクチャーの目が

    できてきたようです、この目はパウダーでも効果があり、春にも役立ちます

    やはり春はまずストラクチャー次に汚れを落とすことそして汚れをつけにくい

    滑走材の相乗効果で滑らせるのが良いのでは?と思っています

    スノーボードはノーズの先端からテールの先まですべてが機能して滑走します

    そのどこをどうすれば気持ち良くイメージした滑りに近ずけるのかを考えながら

    板を調整します、イメージするエッジとソールそして無限に変形する滑走中の

    ボードのねじれとたわみ、今一度磨くことにこだわっている自分がいる

    ソールもエッジも滑る磨きは奥深く、切れるだけではない滑る生きたエッジと

    操作性の良い止まらないソールが存在する技法は日々進化する追及は終わらない

    4月 18, 2015

    スプリットボード

    昨日は大雨、真っ白なガスのかぐらにて、K2のスプリットボード体験をお客様のお二人と

    やってまいりました、自分的には来季の変更点をチェックでしたが、変更なしとのこと

    デザインは少し大人な感じに変わってましたが、大きく変わってない気がしたな〜〜

    大雨の中付き合ってもらったお二人には悪いことをしたが、空いてる森の中は意外に

    滑るザラメで登り返しやらスキーモードの滑り込みやら、びしょ濡れになりながら

    結局丸1日遊んでしまいました、感想はやはりK2のクイッカーシステムのスプリットは

    モード切り替えがとても早いこととスキーモードの安定感がいい感じでした

    これでヒールロックが付けばいいのにと個人的には思ってますが、壊れるまでスキーで

    滑ってしまいそうでやばいかも?今のままでいいのかな?〜〜

    一緒に行ったお客様たちもスキーモードで歩き出した途端、楽し〜〜〜!!を連発

    あのシールで斜面に立ててしまう感覚は他にはないものですから、嬉しくなってしまうのですね!

    判ります!自分も始めた当初は暇があればスキー状態でやたら滑ってました

    今期スプリットを始めた方が多いと思いますが、登りに関しては本当に長所短所があります

    カンジキの人が楽勝で登る斜面で苦労することもあれば、カンジキ隊が汗だくでラッセルの

    雪の中でスイスイ登ってしまうのもスプリットです、答えは簡単ではなくて

    自分がその山でその斜面で何がしたいのか?どうゆうアプローチなのか?パーティーはだれと?

    自力突破か?ガイドさん付きか?すべてのシュチュエーションで万能なものはありません

    前から提唱していますが、できればスプリットだけの仲間たちで自力で散歩の延長のような

    ツアーから始めるのが楽しさと魅力が見えて来やすいのだと思っています

    4月 15, 2015

    春ニセコ

    春のニセコ勉強会から帰ってまいりました、今回はソールの作り方とストラクチャーについて

    もう一度基本に戻って勉強してまいりました

    さすが武田さんの作業は説得力があって、得るものが多かったです短い時間ではありましたが

    中身の濃いミーティングになりました、今回の勉強と自分なりの解釈を整理して

    さらに良いものにしていくことが目標です

    誰風とかではなく、与えていただいたヒントの中にある芯を見つけ出し、今の結論と真実を

    捜し出したいと思っています

    目標は変わらず、滑りにおける幸せな到達点を探ることです、やり過ぎず与えすぎない幸せな

    滑りが表現しやすい板に調整することが出来たら最高です

    今に満足せず、まずは基本に忠実に形にしていけたらと思って、春のニセコを自分なりに

    楽しみました、絡んでくれたみんなに感謝です

    4月 3, 2015

    ストラクチャー2

    この前にチューンした青森の隊長の板は調子が良かったようで色々と意見もいただき

    ひとまず安心した、荒すぎずしかし浅すぎない目の細かさが少し見えてきた

    隊長から次はとても長い板のチューンを依頼された

    GENTEMのラインナップの中で一番の長さが有るこの板のチューンは

    自分の板も含めて何本かやっているが、操作性と滑走性の

    バランスにいつも気を使う、今回はどの感じで仕上げようか?ここのところ

    時間があればイメージしているが長いエッジを自在に操作する隊長の滑りを

    妨げないように、キレと自由な動きが両立できたらと思っている

    誰の板を触る時もいつもとても緊張する

    海に入り波に乗り海水により氣を整えて自分の中の悪い氣を取り去ってから

    板に向かうようにしている、僕ができる最低限のことだがとても大切なことだと信じている

    スノーボードもサーフボードと同じで工業製品ではあるがそれを超えた領域を持っていると

    思っているので、僕なりなのだがそうしているのだ

    3月 28, 2015

    板つかみ

    毎年この時期になると、話題はストップ雪の克服方法ですね、妖怪板掴みなどと言われてます

    それほどこのザラメに変わる何週間かは、掴まれまくります、、、笑

    解決法は、、、ありません、、、では話にならないので

    まずはなぜ止まるのか?

    よく言われるのは水分が多いので下敷きがガラスや机に吸い付く状態が起こるから

    というもの、間違いではないのですがこれだけではあそこまで止まりません

    ですが1つの原因です、そしてもうこの時期にいらないよという感じの薄ら降りの新雪が

    半分溶けてボサボサになった濡れたティシュのようなやつこれはサンドペーパーの上を滑ってる感じ

    で今の所お手上げですね、ガラスのような滑走面だったら滑るかもと良く妄想します

    後良くあるのが黄砂という中国大陸の砂が飛んでくるやつと花粉症じゃなく花粉ですね

    この粉物は手強くてすぐに滑走面にへばりつき楽しい気分を台無しにしてくれます

    以外と伏兵なのは、海から飛んでくる塩と落ち葉などの汚れと近頃流行りはPM2.5ですかね

    そのすべてを考えながら、お山の上から下まで変わりゆく雪と戦うのはパズルのように

    複雑な問題になります、そこで僕がやっているのは、、、

    とりあえずクラスト斜面はストラクチャーとフッ素と金属混入ワックスで滑るので

    ドロップインから2キロぐらいまではそれで対応

    それより下の高度の汚れ雪はオリジナルのトラバース滑走剤で汚れと戦いながら

    ブラシやナイロンたわし、スクレーパーなどなど汚れ掻き落とし、さらに滑り剤と防汚剤を

    塗布しながら突破するという方法です、毎年テストしては妖怪に敗れまた戦いを挑むの

    繰り返しですが、いつかは画期的妖怪退治のお札が出来上がると信じて、メソッドと

    滑走剤を研究しています、興味のある方は是非僕のトラバース滑走剤を試して下さい

    必ずとは言いませんが、かなりの確率で良い思いができるはずです

    3月 21, 2015

    春雪ワックス

    そろそろザラメのシーズンがやってくる、恐怖のストップ雪のシーズンでもある

    妖怪板掴みとか色々と言われているが、あの感覚はシリアスな沢底などでは

    この先に進めるのかどうかの死活問題となる

    この季節となると解決策を相談されることが増えるが良い風邪薬ないですか?

    ぐらい難しい問題なのだ

    ワックスひと塗りで解決できれば苦労はないのだが、そうはいかない

    原因は色々とあって、なかでも水分、汚れ、が一番の大敵となる

    基本はストラクチャーをソールに加工することと、撥水性にすぐれた

    汚れをつけにくい滑走剤を塗ることだと思う

    ストラクチャーを入れることでソールには畳の目のような溝が作られる

    これが雪の表面の水分の膜を切り裂いて排水してくれることで

    吸い付きを防ごうとゆうものだ、確かに効果はあるのだが、パウダーシーズンになると

    今度はこの溝が抵抗を生み滑らなくなることもあるから、パウダー用と春雪用の

    2本が必要となるが一般的ではない、僕は極めて細かい目のストラクチャー加工で

    両方でそれなりの効果が出るようにしている、よほどのレーサーでもない限り

    中低速域での滑走が多いスノーボードではけっこういい結果が出ている

    あとは山の中で汚れ取り用のスクレーパーとどうしようもない時用にリムーバーを

    染み込ませたペーパーを持って行き、真っ黒なヤニは拭き取ってしまう

    その上に固形の生塗りワックスを塗って滑れば1キロぐらいは突破してくれる

    液体状の滑走剤はさらに滑るので2キロぐらいはまるで何もなかったかのように

    滑るのだが、ソールの状態が綺麗に作られていることが条件となる

    いずれにしても、様々な要素を重ね合わせて滑りに繋げていくわけだ

    簡単に気持ち良く滑らしてくれないのが春雪なのだ

    しかし雨が降って綺麗に洗われたザラメが放射冷却でクラストして、それが溶け出し

    表面の薄氷の下に霜状のザラメが育つとき、パウダーの様な感覚で滑れる雪が

    存在する、これがあるからストップしようが汚れてしまおうが山に向かうのだ

    もう少しで第2シーズンの始まり、楽しみでならない

    3月 18, 2015

    ストラクチャー

    青森の有名な山のガイドの方からチューンの依頼を受けた、とても光栄で身が引き締まる

    春雪のストラクチャーを考えてみた、イメージは畳の目なのだがそのままでは鳴くし

    ターンに影響が出るので、パウダーでも使える物を選択してみた、これで効きが悪ければ

    ザラメ専用で行くしかないが、パウダーには使用できない、悩むところだ、、、

    滑りは後ろを追いかけて滑らしていただいているので確実にイメージできている

    あとはそれをどう板に落としこむかだ、いじり過ぎずしかし確実な形の答えを作りたい

    ザラメの面のイメージを思い出しながら仕上げようと思っている

    3月 4, 2015

    3D

    3D地形を滑ることが今の滑りの流行なのだろう、昔から存在した地形の遊び

    なのだが、ここに来て再確認されたようだ

    その地形を利用して加速感をともない滑ることが今のスノーボードの一つの

    スタイルなのだろう、この流行に伴ってチューニングも重要だと気がついて

    もらえたようだ、だが3D、、3次元というのかな?

    これは板の中、エッジに対する形状に無いわけではないのだが

    今回の試乗会で直接設計者に聞いてみた結論は、まず2次元的に考え

    その次にターンにより連続的に変形していくエッジをイメージすると

    考え方を教えていただいた

    ともすると、考えすぎていじりすぎる傾向があるチューニングの世界だが

    なるべくシンプルな状態を基本に考えてみることだと教わったわけだ

    なんとなく自分の中にあったイメージだったので、何か凍っていたものが

    溶けて姿を現した気がした、、、求めていたものにまた一歩近ずけたのかな?

    やはり基本の中にすべては隠されているのだ、、日々探求

    2月 7, 2015

    SPLITBOARDING

    スポリットボードがこのところ騒がしい気配だ自分的に熱くなって取り組んだのは

    随分と前のこと、チューンも何もわからずにやみくもに割ってはつなぎ登っていた

    シールの使い方ぐらいは勉強になったし、弱点と利点が見えてきて、一旦完結した

    再びスプリットボードがシーンに登場したのは崖滑りのジェレミージョーンズの

    登場と同じぐらいのタイミングだったと思うが

    ボレーやスパークなどのメーカーを見てみるとシーンの陰ではスプリットマニア達が

    開発と実験を繰り返していたようだ

    すばらしく便利に誰もが使用できるスプリットボードに育ったわけだが、その取り扱いは

    相変わらずコツと経験値が問われることに変わりはない

    そんな中昨日2本のスプリットボードを納品させていただいた、まずは歩きからスキーモードの

    滑り方から練習をお願いした、登るためだけの道具ではないことを頭にしっかり理解させないと

    スノーシューの簡単さにすぐにやられてしまう物なのでその注意がとても重要なのだ

    そして再び自分でも乗ってみたスプリットなのだが、普通の板以上にチューニングが大切で

    割った時と繋いだ時つまりスキーとスノーボードの乗りやすさは当然でそこに繋いだ時に

    いかに一枚板のスノーボードの様な感覚を感じられるようにチューン出来るかが大切だと

    思っている、シールを貼っては剥がすの繰り返しなので、普通の板のようにワックスや

    滑走面にこだわれないのだが、回復力の有るワックスとスプリット用のストラクチャーが

    相性がいいと今のところ思っているが、色々とテスト中です

    スプリットボードに興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください

    IMG_2223

    1月 30, 2015

    北の大地

    毎シーズン恒例の北の大地一人合宿から戻ってまいりました、今回はパイプラインの

    神様が降臨していて、恐れ多くも握手や写真などもいただき、15年ほど前のキロロも

    覚えていていただけたようで、とても嬉しかったです

    僕がトキワ荘と呼んでいるバックパッカーに一人で滞在してスノーボードと真摯に向き合う

    この時間を一番大切にしているには訳がある、仲の良い友人たちと馬鹿を言いながら

    楽しむツアーももちろん楽しいが、只々スノーボード、雪の感触、滑りのことなどで

    頭をいっぱいにすることで、スノーボードのゾーンに自分から入っていく事ができるからだ

    ゾーンに入るとは5感の全てが雪の中にある状態と言えばいいか、見ているもの体に感じるもの

    人と話している時も頭の中は雪の上を滑っている感覚だ、その状態で自分が試したい

    チューンした板を全ての感覚で感じ取ることが出来ると思っている

    もちろん一人とはいえ、力を貸していただける先輩の存在や、POWCOMガイド達の協力なしには

    滑りは実現できない、本当に感謝してる

    今回の合宿では武田さんとお話が出来たことがとても嬉しかった、先輩チューナーの一言は

    とても大切な僕の財産です、ありがとうございました!パウダーとパックとグルーミング

    この一見違って見える、雪の状態に気持ち良く機能するチューニングの共通項が

    少し見えた気がします、やはりまた基本に戻ることが大切なようです

    行っては戻り、全ては始まりの中にあるそういうことかもしれません

    今回の合宿の感覚を忘れないうちに自分の板に考えていた状態を施して

    次の滑りに行こうと思っています

     

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