Magic Tune Blog
スノーボードチューンナップ
    11月 14, 2025

    今シーズンも始まる予感です!

    なんと一月以上アップしてませんでした、申し訳ありません!

    フィッシュボードはノーズのカーブに個性が出るなとサーフボードやらスノーボードを

    見るにつけ、その個性をイメージするのはとても奥深く楽しいものです

    さらにテールに向かってのカーブにその板の性格が反映されていることも忘れずに

    レールやエッジ、ロッカーに性格のヒントを探ることは普通なのだが

    アウトラインほどしっかりと性格を表していることはない

    逆説的に言えばアウトラインとロッカーから見えてくるエッジがイメージできるということだ

    何が言いたいかと言えば、もうすぐ楽しいスノーサーフシーズン到来だということ

    準備は整っているはずだが、おかげさまでチューンのオーダーを予想以上にいただいて

    頑張っても本数が減らない嬉しさです

    久しぶりにチューンの話など、僕のチューンの板は基本的にすべてペネトレーション

    ワックス浸透加工を行って仕上げています、これにはいろいろな方法があるのですが

    うちではサーモバックを使って滑走面のシンタードの活性をあげて、ホットワックス

    することで浸透させます、またそこからゆっくりと冷ましていく工程でも浸透が

    進んでいきます、こうして作った滑走面は冷えた状態でホットワックスした板に比べて

    約4倍以上のワックスの寿命があります

    固すぎるバーンや汚れ雪をのぞいて良い雪の状態であればシーズン通してブラシだけで

    乗り切れるほどです

    これに新発売のMagic Glide Rub On WAxで生塗りすることでさらに快適な滑走を持続できます

    是非一度お試しください!

    お待たせしているチューンオーダーも日々進めておりますので、もうしばらくお待ちください

    納得していただけるチューンをお届けいたします

    今日から立山に第一陣が入りました、秋の立山、秋タテの開幕ですね

    事故がなく皆様が楽しめる山行になることを祈っています

    冬が始まったようです

    MAGICFILEMAN

     

    9月 29, 2025

    お久しぶりです

    なんと一月経ってしまいました、もうどなってるんだの猛暑酷暑の日々から

    もう秋は来ないのでは?と思い出した二週間前ぐらいか?

    FALLLINEが発売されて届いた日の前の晩、あれだけ強力だった高気圧が移動して

    一晩で秋の空気に入れ替わりました、地球はまだまだ捨てたもんじゃないと言う事ですね

    で俺はというと、今更ですが2週間以上前にいまさらコロナをいただきまして

    安静に過ごしておりました、工場にもいかずただただ寝続けた2週間でした

    あの世の中大流行りの時はカスリもしなかったのに、いまさらしっかりいただいて

    流行りに乗れない親父です

    まあ一通りのコースでしたね、夜中にいきなり強烈な寒気が襲って来てそのまま発熱39度

    2日間で熱下がり気味ながら下がり切らないほか症状無し、コロナって風邪だねと言ってたのが

    5日目あたり来ました味と匂いがなくなりまして、咳などもそれなりに、、復活は結局2週間かかりました

    結論はコロナは風邪の症状のそれぞれのピークが強いものという感想です、みなさまもお気をつけ

    くださいませ、そんなこんなで今年一番の台風波は見事に逃しました

    仕事は数日前から現場復帰してますが遅れを取り戻そうなどと考えずに、マイペースで取り組んでおります

    少し改良したTOP COATの仕上がりがとても具合良く、チューンオーダーいただいた方々の

    シーズンインの滑りが楽しみです

    新製品情報なのですが久しぶりにハイシーズン用生塗りワックスを販売いたします、昨年テストを

    していましたかなり良い結果がでましたので製品化いたします

    パウダースノーから乾いたパックまで素晴らしい滑走性能があるワックスとなりました

    シーズン前には店頭に並びますのでまたお知らせいたします

    チューン終わって車で帰るときに空気が確実に冷えて来ていることを感じます

    季節の歩みはしっかりと進んでいるのですね、冬の背中はもうすぐそこまで

    来ているのです、準備は良いですか?

    MAGICFILEMAN

    8月 30, 2025

    雨乞い

    前のポストが立秋だったが今日は8月最終日の前日です昼間は34度で波は無し

    いつになったら涼しくなるのか?この暑さと雨の無さはもう異常事態だと思う

    のだが地球温暖化と片付けて良いのかと、、、大気の流れが変化していること

    海流が変化していることなどが作用して台風ができない低気圧が発達しないのでは

    と考えているが今日エアコンを切っても環境問題に役に立つのかは甚だ疑問なのだ

    少しでも自然のリズムが戻ってくることを願っている自分だが自動車に乗っている

    自分がエコワックスだとか環境問題と言い出すとおかしな感じになるができることは

    フッ素を否定し続けてワックスを作っている事と

    先ずは海上がりにペットボトルを拾うぐらいがお似合いだと思っている

    今日オーダーいただいているチューンの板の本数を数えて見たのですが

    驚いたことに過去最高の本数をオーダーいただいていました

    昨シーズンに雪に恵まれたことで大きなリペアは少なくなりましたが

    その分乗り味の変化を求めてご依頼いただくお客様が増えた気がします

    雪が付くまでに仕上げなければならないことは当たり前なのですが

    その内容をさらにアップデートしていくこと、今シーズンはサイドエッジの

    味付けを少し変化して見ました、かかり過ぎないでも気持ちよく切れていく

    トラディションがスムーズそんなエッジが作れているかなと思います

    まだまだ追求する部分はたくさんあります、今シーズンのエッジと

    ソールを楽しんでいただけたらと日々一歩一歩進んでいきます

    スムーズでシャープなフィーリングの板が僕の理想です

    今日もそんなことを考えながらエッジをシェープしました

    明後日からは9月ですいよいよシーズンまで3ヶ月となりました

    酷暑の残暑となっていますが、秋はあっという間にやって来ます

    そして冬の雪の足音ももうすぐ聞こえてくるのです楽しみですね!

    MAGICFILEMAN

     

    8月 9, 2025

    立秋

    インドネシアのような湿気と35度に迫る気温は立秋をさかいに

    大気が入れ替わった体感です

    昨日は吹き続けた南風が一旦北東に振れて湘南は久しぶりのオフショアの

    綺麗な波になりました、どうしても抜けられない仕事がある日に波がいいのは

    デッドラインスウェルと言われていて、今回もまさにハマりました

    午前中に全ての仕事に段取りをつけて、たどり着いたホームブレイクは

    オンショアきつめの腹胸、とりあえず1時間ゲットウェットですぐにチューンファクトリーに

    むかいました、NZの大会に参加するHARUKIの板を仕上げて、ソールリペアの新しい

    やり方の仕上げを確認して一区切り

    工場から表に出ると吹いていた風は南なのですが芯の暑さはなくなり普通の夏の風に

    戻っていました、暦通りの秋が来たのかな?と思い朝のビーチはオフから無風の腰ぐらいの

    ウインドスウェルが緩くブレイクしていました

    やはり暦通りに秋が近づいています、この後も暑い日はあるのですが、確実に季節は

    進んでいることを感じた今日でした

    青森ではねぶたが終わると夏が終わると言われています、湘南も夏祭りがそこかしこで

    開かれています、昔の方々は夏の厳しさの境目を祭りで表していたのかもしれませんね

    2ヶ月後には木枯らしがやって来ます、冬の到来を告げる初雪も来ることでしょう

    冬の準備を始めてください、チューニング作業のペースも少しづつ上がって来ています

    新しく考えること試したいこと補充しなければならない材料など毎日やることは

    ありすぎるほどです、冬の姿がかすかに見え出しています

    MAGICFAILEMAN

     

    8月 6, 2025

    暑中お見舞い申し上げます

    夏の普通のご挨拶から入って見ましたが、、

    暑すぎます酷暑という表現はあまり見たことがありません

    皆様も体調管理充分にお気をつけください

    親父はタイミングで海水浴状態のいわゆるサーフィンという遊びを

    夜明けの太陽が元気出す前に風が弱ければやりつつ

    工場は快適ですので、工場でチューンに勤しんでおります

    今シーズンに向かってまずはサンディング仕上げのさらなる追求

    が頭から離れませんやはりソールの仕上がりは滑りに直接影響しますから

    常に追求の連続です

    もちろんエッジシェイプは毎シーズンアップデートしていますが、変化しすぎると

    乗り味が極端に変わる場合があり、テストを繰り返して少しずつ調整していくのが

    僕のやり方です

    そしてワックスですがこれはもう永遠の課題でフッ素不使用での滑りの追求は

    ほぼ見えてもいるのですが、さらにユニバーサルでありながら

    滑空状態で滑る、プレーニングと言えばいいか?フライト感覚と言うか、、

    パウダーにおいては浮遊感を最大限にしかも操作性は確実に足元にある

    パックにおいてはブレーキ感しぶり感がターンのどの部分でも現れない

    いま研究中はそんなワックスです、軽い滑り出しからトップスピードまで

    ストレスがないしかもレーシングではないので適度な操作感は残している

    そんな理想のワックスを求めて今シーズンも研究は続きます

    今日は岩手のディーラーさんがはるばる来ていただき、チューンオーダーの

    板を運んでいただきました、20本以上のgentemstickの板をチューン依頼いただき

    さらに良い物にしていこうと引き締まりました、感謝以外の言葉が見つかりません

    今お預かりしているオーダーいただいた板も同様に一本一本気を入れて整えます

    まだ暑い日が続きますが気がつけばあと3ヶ月もすれば雪の便りが聞かれる頃です

    冬の準備も怠りなきよう、よろしくお願いいたします

    MAGICFILEMAN

    6月 7, 2025

    ストラクチャーフェアは6月15日まで開催してます!

    すっかり初夏の陽気になり、グリーンシーズンの楽しみが盛りだくさんです

    海は梅雨前の高気圧うねりが少しだけありますが、砂がうまく動かないので

    ブレイクがいいのは一部だけなので混雑がハンパないです

    どうやら今週台風もできるらしく、黒潮大蛇行も収まったらしく

    おとなしく日本海に向かってくれる予想

    この風で地形が決まって梅雨のうねりを楽しめることを祈りつつ

    MAGICTUNEのHPのリニューアルが有るらしいなどのお話をポストしてみます

    まずMAGICTUNEのHPをただいま製作中です、楽しみにお待ちください

    併せまして、チューン料金改定のお話です、新品の板とUSEDの板で料金を

    少し変えました、USEDだと手直しから軽い傷まで含まれるので、少し料金が上がりました

    また送料がとんでもなく値上がりしていて、心苦しいのですがうちから送る場合も

    最低の料金をいただくことにいたしました、もちろん契約料金の最低ランクでご案内しますので

    かなりお安くご案内できると思います

    チューンの内容といたしまして、ソールの傷のリペア方法が進化しまして、今まで以上に

    綺麗に仕上がります

    ストラクチャー加工済みの板はできる限り最低限の補修とエッジの傷取り、ソールのハンドサンディング

    でワクシング中心のメンテナンスチューンをお勧めしています

    板の厚みには限界があって削れば寿命は縮みます、最低限の削りで整えることは難しい作業になりますが

    必要がなければなるべく削らずに整えていことが最善だと考えています

    大きく変化させなければならないソールや整っているソールなど同じメーカーの同じモデルでも

    ばらつきがあることは珍しくありませんGENTEMSTICKですらそうなのです

    その板たちと向き合い調整し整え乗り手の希望に合わせて削り出し整える、僕の思う

    調律はそんなイメージです

    マシンを使わなければできない部分はマシンを利用してハンドでなければ表せられない

    3Dはハンドシェイプで作る、ワクシングの基本はパラフィンとソールの相性を追求して

    光るだけではない滑るソールを作ること、新しいTOPCOATはさらに雪の変化に対する

    追従性が進化しましたこのワックスを使用して仕上げています

    様々な部分で進化している今シーズンのMAGICTUNEを是非お試しください

    とかなり営業感満載のブログになりましたが、自分のスタンスはいつも通りで

    波と自然を楽しみつつ、板に向かう日々です、近いうちにニセコGENTEMでチューンの

    方向性などお話ししてこようと考えてます、毎シーズン太郎さんやショウゴとお話しするこの時間が

    とても大切なんです、自分だけではない人のチューンの考え方も理解したうえで自分のチューンを

    考えていくためのとても貴重な時間です

    チューンオーダーお待ちしています

    MAGICFILEMAN

     

    5月 16, 2025

    GENTEMSTICKとsnowboardメーカー

    gentemstickを普通のボードメーカーと考えると、かなり矛盾も感じるし

    どこが素晴らしいのか?と考える方も多いと思う

    一般的なボードメーカーであればコアの成り立ち、木に通う精霊、雪を滑る道具の中に

    精神世界を感じることなどまず考えられない世界観がGENTEMSTICKの根本には存在すると

    思っている

    雪の上を快適に気持ちよく便利に滑りたいのであれば今は多くのメーカーとプロダクツが

    存在するし、ごく一部のガレージメーカーであれば作り手の気持ちは反映されるが

    プロダクツとしての完成度を追求することは難しいのが現実

    GENTEMSTICKが世に出てきたその時なにを求めていたのか?

    板の完成度はもちろん板に通う魂のようなものを追求していたと思っている

    少量生産、サイズは1型これが考えられる限界だった、今またその世界観に

    戻らざるえない状態になってきたと思っている、GENTEM が求める根本がそこにあるからだ

    チューナーの端くれである自分的にはスノーボードはサーフボードで言うところの

    ブランクス、つまり元型だと考えていて、チューナーたちがシェイプして初めて

    スノーボードとしての機能を持つと思っている、なのでブランクスは正確に製造されてなければ

    ならないしそれでなければシェイプはできない、もちろん自分たちはブランクスを削り整えて

    シェイプできる状態にする作業もしているので、それも含めてのチューンだと考えている

    チューンの話にずれてしまったが、これからGENTEMSTICKを乗ってみたいと思うユーザーの方々が

    本来GENTEMSTICKが目指していた乗り手の歩む人生と共に世界観を理解して山に向かい

    雪に乗り滑ることでGENTEMSTICKの精神世界と作られる芸術的造形の美しさを感じて欲しい

    と考えているのです

    GENTEMSTICKよりも乗りやすく、便利な板は沢山存在しますしかし乗り手に技術を

    求め板に対する理解を求める板はそんなに多くはないでしょう

    単なるスノーボードと考えず、その始まりから理解していくことで、なぜスノーサーフだったのか

    ではスノーサーフとはなんなのかが理解していただけるのではと思っています

    GENTEMSTICKを深く考察することはとても面白いです、ぜひ皆さんにも追求していただきたい

    と思います

    今日はそんなことを休憩に考えながら2本ハンドシェイプしました

    MGICFILEMAN

     

     

     

    4月 27, 2025

    GWの山にあること

    今年は北海道の降雪がここにきてあるらしい

    今シーズンはパウダーベルトが東北にずれたり長野が大雪になったりと

    北海道にとっては厳しいシーズンだったがここにきて降られてもといったところ

    春のザラメ雪を楽しみにしている方々にとってはストップ雪にしかならない

    降雪は困ることの方が多いと思う

    まあ僕の作っているワックスもふくめて各社の春雪対応ワックス勢揃いなわけで

    違う意味でストップを楽しみにしている訳ではないが完全に否定できない自分がいるのも

    確かだと思う

    シーズンアウトの方達も増えてきて、おかげさまでこのところチューンのオーダーが入り始めていて

    やっと作業が終了しそうだなと思った翌日から来シーズンに向けてのオーダーが入り出しています

    夏も快適に仕事ができる環境になったので多数のオーダーをいただけることに心から感謝しております

    この夏も体を整えて無理のない範囲でのオーダー受付にさせていただきますことご理解ください

    テスト中の新しいシェイプは板全体のバランスから考え直して、ヴィベル、エッジ、ダリング、ソール

    ストラクチャーをそれぞれのモデルと乗り手の好みで調整していくものです

    今までのシェイプと流れ自体は変わりませんが設計が違うので乗り味はかなり違うと思います

    フィーリングはエッジのシャープさに頼らない安心できる軸の傾きを作れる、今まで以上に

    踏み込んでいけることが特徴でしょうか

    もちろん今まで通りのシェイプも続けていきますし乗り手によってはそちらが向いていると

    思えば今まで通りです

    昨日来店いただいたお客様とお話ししていてシャープすぎるエッジの弊害も存在する

    特にトーションを多用するsnowsurf的ライディングにおいてはそうではないか?

    など興味深いお話でかなり長い時間のミーティングになってしまいました

    毎シーズンかなりの本数と様々なメーカーの板をチューンオーダーいただくので

    リシェイプしていく内容も詰めたものになっていきます

    そろそろシーズンアウトかと思っていましたが、あまりに雪が多いシーズンですので

    まだそわそわ感が収まりません、みなさまも安全にシーズンラストを楽しんでください!

    MAGICFILEMAN

    4月 7, 2025

    湿雪とザラメ雪と汚れとの付き合い方を考える

    南岸低気圧はそこそこ通過するのだが、日本海を通過する低気圧が少ない

    つまり南風が吹き込んで来ない、いつまでも冷たい風が吹いているので

    気温が上がりきらない、こんな感じのシーズン終盤

    それでも雪は春に変性していい感じのストップを作り出している

    大陸からの黄砂が少なく感じるがどうだろう?

    花粉系の雪垢もまだあまり浮いてないようだ、そんなゲレンデコンディション

    BCもまだ雪は白いようだし、ちらちら雪も降ったりするので気が抜けない

    もう降雪はいらないのでしっかりしたザラメになってほしい

    フィルムクラストは春まで頑張って登った方々のご褒美だからいましかない

    このタイミングを山で体験すれば春がハイシーズンと同じぐらい楽しいことが

    理解できると思う

    例年通りストップ対策のSPRING MAGIC 液体ワックスは各地で役立っているようで

    一安心、もちろん全てのコンディションで完璧に滑らせることはできない

    それでも先日くらった上から下までフルストップでもなんとか滑ることができた

    自分で作っておきながら仲間にこれ滑るね!と言って笑われた

    実はもう一つのワックスをテスト中で、年明けから様々な雪で試している

    脱出用ではなく楽しむ系の快適追求ワックスだ、なんとなく答えは見えてきて

    来シーズンには発表できると思います

    とにかく自分はワックスのラインナップを少なくわかりやすくしたいので

    次々に新製品を出すと増えすぎてしまいますからどれかの代わりになる

    可能性もあります、お楽しみに!

    前回のポストでなんとなく発表したチューンのテストは今の所かなりいい感じです

    やはりビベルとダリングと生きたエッジ、コンタクトポイント、キャンバー

    とフラット、ドームとフラットすべてが繋がっていて、パズルのようです

    当たり前ですがノーズから始まるソール、エッジはテールまでカーブを描いて

    繋がって流れていきます、とくにサイドウォールとソールに支えられたエッジは

    とても美しいカーブを作り出していて、削りながら見入ってしまうことも

    しばしばです、ソールの形状はやはり重要ですが触りすぎてもダメですし

    そのままでは乗れません、整えてから乗っていただきたいと思っています

    もう春が来ると呟いてから三週間ほど遅れた春は桜が追い越してしまうほど

    遅れています、来週からでしょうか?暖かい春のゲレンデに行ってみようと

    思いました

    MAGICFILEMAN

    3月 11, 2025

    エッジは必ず必要なんです

    急に思い立ったわけではないのだが、随分と前から気になっていた

    エッジのダリングとビベルの分布の問題

    ハンドリングをダルにすると反応が遅れる

    反応良くすると切れすぎて、思い切りいけない

    このあたりのさじ加減というか、頭の中ではなんとなくできていたのだが

    スプリットのタン入りをチューンしていて気づきがあり

    今日REI IGARASHIの動画を見ていてやはりそうかと思ったところがあった

    いままでの考え方とはかなり違うのだが、考えれば考えるほど

    イメージできる作用点と荷重点の分布が自然に思える

    すでに先日自分んのスプリットでテストしたがかなり感触はいい

    これをソリッドに落とし込めばまた違った感触を得られると思う

    ともかくダリングにより死んでいたエッジが再び必要なものになる可能性がある

    スノーボードがスキーの技術を使って製造されている限り

    必要のないエッジはほんの少ししか存在しないはずだ、チューニングの世界は

    奥深く今までの常識にとらわれていては進化しないと確信した

    乗り手たちの技術が進化しているように、チューナー達も次のステージを

    目指さなければならないと思う、これがその一歩になればと願っている

    久しぶりにシビアな感じのポストでした、ワクワクしています!

    MAGICFILEMAN

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