MAGIC WAX 2

ワックスについては昔から色々な方が様々な理論を展開されています

どれも正解でしょう、しかしコンディションによっては走らないこともあり

走る場合もある、これがワックス作りの面白いところであり、難しさです

僕の場合基本となっている考え方は、少し柔らかいものが温度適応範囲も広く

滑る場合が多いという、極めて簡単なものです、シンプルなものはシンプルな

考え方から生まれると思っています

複雑な方向に向かっていくと、パズルの数が増えて方向を見失いがちなので

基本を大切に作らさせていただいてます

この春に好評いただいている純滑走ワックス通称SK2はまさにこの考えに戻って

作りました、現在本州のテスター達に好評です、限定で販売始めましたが

あっという間になくなり、ご迷惑おかけしてます

では最初に作られたオリジナルMAGIC WAXはどんな考えで作られたのでしょう

これが今回のブログで最初に書いた、簡単で長持ちする、毎日使うデイリーワックス

なのです、3日間ぐらいならブラシをかければソールの輝きと滑りが復活して

今日も滑走が楽しめるものが目的です

ところがこれを使用するにつれ違う良さが見えて来ました、なんというか?

2回ほど繰り返しホットワックスを行いますと、滑走面が締まるというか

硬さがでてきて、ベースバーンが起きにくくなるということが分かって来ました

もともとベースワックスとしての成分を入れてありますので、今ではソールの

状態を安定させて締めるために、オリジナルをその後SK2のながれが見えて来ました

乾いてマイナス15の温度帯においては

オリジナルホットワックス後に生塗りのmagic wax ゴンドラワックスで滑らせる

のがおすすめです

この春に限定で発売中なのが、spring magic の持続距離を伸ばす目的で発売した

spring pollen ”春花粉”というワックスです、ほんの少ししか作らなかったので

どこかで見かけたら、お試しください、去年からテストしてましたが

汚れ雪に強く、長持ちします

この他にも現在テストしているワックスがあるのですが

種類が多くなりすぎるのでこのあたりで新製品はいいかな?

と思っていますが、なにせ手作りなので生産能力が低くて

これ以上作れないのが悩みですが

流れのままに自然にやっていくつもりです

現在置いてくれているテスター達と仲間です

白馬 ロッジ里んぼ

八甲田山ガイドくらぶ

iwatebackcountryguides

尾瀬 森の妖精

世田谷 2doors

よろしくお願いいたします  magicfileman