新年明けましておめでとうございます!

2022年もよろしくお願いいたします!

2021ラストは親友のスプリットボードのセットアップして

コンツアーシールをカットで終了となり

今シーズンも8月ごろから始まったチューンとエッジシェイプは

休む間も無く12月まで一気に走り続きました

波を滑るその感覚をどれだけスノーサーフボードに落とし込めるか?

実はこれはチューンを始めた頃にはない考え方でした

GENTEMSTICKと出会いスノーボードは最初からスノーサーフだった

と理解できるまでに僕の中の言葉は悪いですがスキー業界に洗脳されたかのような

スノーボード滑走技術とスタイルに大きく影響を受けていました

実は自分が人生をかけて追求しているサーフィンカルチャーに近かった

のだとわかるまでに少しの時間が必要だったのです

なぜなら基本的滑走技術習得とそれを学ぶ場所はスキー場でありスキー至上主義

の中で育った僕たちは簡単にサーフィンカルチャーをスキー業界に渡したくない

といった感情もあったと思うのです

だがスノーボードの始まりはウィンタースティック創始者ミロビッチの

雪の上のサーフィンという極めて明快な動機であることをもっと早く

理解していればスノーボードは始めからスノーサーフであったと

躊躇なく提言できたと思っています

もっとも偉大なる先駆者ジェイクはバートンとスノーボードという言葉を

宣言したし、日本の先駆者MOSSはスノースティックと宣言した

ウィンタースティックは始まりからスティックだった

つまりスキーとは違う遊びなのだスノーサーフなのだと宣言していたのです

これをようやく理解したのがGENTEMSTICKの始まった年にTTを乗り

乗りこなせなくてわからされたことが一つのきっかけだったと記憶している

なぜかここから自分の中のチューニング観は変化していきサーフボードの

技術と感覚を活かせないものか?と考えるようになって行った

だがこれは前にも書いたことだが、水と雪は密度と粘性が全く違い

ましてやエッジという金属を利用して滑るので同じ考えでは

シェイプできないということはすぐに理解できた

そこからもう一度チューンの原点に戻りソール形状とロッカー、サイドカーブ

の複合3次元造形をどのように作り上げられるかという命題に取り組む

こととなったのだが、拙いながらも続けて来たサーフィンとサーフボードの知識を

どれだけスノーサーフボードに活かしていけるかという難しい問題に

取り組んでみた、それが今の僕のチューンにおけるソールとエッジの

シェイプの考え方の基本となっている

サーフボードもスノーボードも常に進化している、そしてどちらも

昔のデザインが再び再構築されていくそのなかで進化していく

チューンも同じで進化するために昔の考え方を取り入れて再び

再構築していくことがとても重要だと思っている

サーフィンのように感覚的な部分が重要な要素となる遊びの場合と

スノーボードの滑走感が近づいていくためには、乗り手の感覚も

研ぎ澄まされていかなければならない

高次元のスノーサーフとは板とシェイプと乗り手の技術の融合が

作り出す芸術だと僕は理解しているのだが、少し奢りすぎだろうか

スノーサーフはそれ以上の奥深さと芸術性を持った素晴らしい遊びと理解している

皆さんはどう想うのであろうか?

MAGICFILEMAN