2月28日の出来事

お久しぶりです

うっかり足の骨を折ってしまい、今は無事に退院して日々リハビリに

励んでおります、足以外はいたって元気ですので、ご心配なく

ただシーズン最後に来てチューンをお待ちの方達の板が作れなかった

ことが一番残念です、すみませんでした!

ここに来て雪降ってますからね!

去年のパターンになるかもしれません

今シーズンはピンポイントで動かないと良い雪を滑れない状態でした

1日良くても翌日は雨とか多かったです

八甲田ツアーを1週間後に控えた、2月28日前日からの降雪の情報は

間違いなく群馬だとパウダーサーチも告げていました

前の晩に突然思い立って、夜の関越を走り沼田インター出口をくぐったのが

3時ごろでしょうか、軽い雪が舞い良いコンディションが予想できます

今シーズンは自分で言うのもなんですが、かなり調子よく滑れていて

来週の八甲田はスプリットになるのが分かっていたので、どうしても

単板に乗りたいと、滑りたいと言う気持ちだけが上ずっていた気がします

細かく書いても大した話ではないので、結論から言いますと

山の神様に今日はやめておけ、滑ってはだめだと、調子に乗った

親父を懲らしめてくれたと言うことです、なんでもないところで

転んで足をいわしました、ダサいですが本当の話です

幸いにも左足だったので、運転はできました

そこから早朝の関越を氷でアイシングした足をかばいながら

まさか折れてはいないだろうと信じて、地元の病院にピットイン

レントゲンを撮ってもらって、お医者様の診断は、、、、

折れてますよ、、、あっけなく今シーズンが終わりました

そこから手術だなんだと2週間ほど入院させていただき、長い冬休み

をいただいて、溜まっていた読みたかった本をひたすら毎日ただただ

読んだ2週間でした、退院して車から外を眺めていると

さくらが散ってしまったように見えて焦りましたが、お店に帰ってから

カミさんに聞いたらまだ咲いてないよと少しホッとしました

たった2週間ですからね、そんなに早く春は来ないでしょ

というわけで元気にお店に出ております

しっかり山に叱られて、反省しつつも来シーズンにむけて滑る気持ちが

さらに強くなっている自分に呆れている毎日です

読書つながりと言うわけではないのですがGENTEM BOOKという

黒い表紙の本が作られていました、病院のベットのうえであれこれ考える時間が

ありすぎるぐらいあって、ふとGENTEMSTICKのことをもう一度ど

振り返ってみたくなり、お店に帰って最初にこの本を手にとって

はじからはじまで読み返してみました、生い立ちから哲学、

テクノロジーから考え方、そして山に向かう精神まで

よく書かれている本だと思いました

ともすると道具ありきになりがちなスノーボードの世界ですが

今一度最初からスノーサーフィンだったことの本質を理解してみるのは

良いことだと思いました

なぜGENTEMSTICKなのか?

GENTEMSTICKでなければならないのか?

GENTEMSTICKは何が違うのか?

なぜこの板だけがサーフィンの感覚を与えるのか?

なぜファイナルシェイプと呼ばれるチューンが必要なのか?

お手元にお持ちの方はぜひもう一度じっくりと読み返していただきたい

と強く思います

きっと初めてワクワクしながらも半信半疑で

GENTEMSTICKを手にとってそれが確信に変わって行った

あの日々の感覚が蘇ってくることでしょう

立山は例年よりも雪が多いとのこと、シーズンはまだまだ終わらないようです

怪我に気をつけてシーズンラストを楽しんでください!

MAGICFILEMAN