Magic Tune Blog
スノーボードチューンナップ
    11月 28, 2021

    MAGICWAX original topcoat

    今シーズンの始まりはまずは順調な滑り出しとなった

    各スキー場はほぼ無事に初日を迎えたようだが

    関東エリアのスキー場はもう1セット必要なようで、温度変化の大きい

    時期でもあるので、次の昇温後の寒気に期待したところだ

    MAGICWAX originalをパラフィンの調合を少し変更した

    白馬においては朝の冷え切ったパウダーから時間経過で湿りパウダー

    となったゲレンデにおいて素晴らしい滑走性能だとテスターからの

    報告があった、これにより今シーズンの販売を開始することにした

    名称もMAGICWAX original topcoat にしようと思っている

    乾いた低温度のパウダーはSP-BASEで温度変化と湿度の変化が見込まれるときは

    original topcoat という使い分けとなった、さらにゲレンデで渋ったときは

    ユニバーサル rub on wax 生塗りで調整すると極めてシンプルな構成である

    通常のメンテナンスにはSP-BASEのホットワックスだけで大丈夫なので

    メンテナンス時間も極めて短く終了できる、ということは飲み会にも早めに

    顔を出せるということだ良いね!

    MAGICWAXはつねにアップデートを繰り返していて、ほんの少しずつのレシピの

    調整を行なっている、近年の変化の大きい気象状況に対応できるように

    フッ素を使わないワックスとしてさらにテストを繰り返しているのだ

    手作りなので生産量には限界があるのだが、どこかで見かけたら

    ぜひお試しいただきたいと願っている

    enjoy slide glide MAGICFILEMAN

    11月 24, 2021

    サバイバル

    地球の浄化作用なのか?その真相は誰もわからない今回のコロナ騒動

    まさか自分が生きているうちにこんなに様々なことが起きるとは

    思っていなかった、もっとも情報の伝達速度が一昔前の数十倍まで

    加速された今と考えればこの現実も納得しなければならないのかもしれない

    しずかに普通に暮らし勤勉に勤めて社会生活を営んでいればいい人生だったと

    言えたのは一昔前の考え方になったのはこんな俺でも感じていた

    それがコロナ禍で加速され自分にも降りかかってくる感覚が現実味を

    持って来ていた、世の中の仕組みそのものが考えたくないがコントロール下に

    置かれていくように進んでいっている気がしている

    このまえのbrogで雪を滑り、波を乗る種族と書いたが他のスポーツにはない

    宗教的とも言える熱狂的取り憑かれ方に入信してしまった俺たちはまさに

    種族でスポーツと一括りで分類されるアクティビティとは違う遊びだと

    声を大にしていっておきたいのだ

    この遊びに取り憑かれた人々は雪や波の危険を知りそこからのサバイバル術を

    体得し鍛錬していくことで本質を理解するという状態に到達する

    自然が発する気配や感覚に自分の五感を研ぎ澄まして、危険が忍び寄ることを

    察知する、ともすれば現代人が忘れがちなこの感性こそがサーファーや

    バックカントリースノーボーダー達が一番大切にしている感性なのだ

    世の中がこのように激動の時、混乱の時サバイバルしていくことは

    とても難しいが、自然から学んだ感覚を大切に自分の感性にしたがって

    行動していくしかないと思っている、俺たちは雪や波から得難い自然の

    摂理を学ばしてもらっているのだから

    雪は降りました来週には降雨でリセットされます、すぐに再び降雪があります

    ほぼ三寒四温です例年通りの冬が来そうですね良いシーズンの予感がしています

    MAGICFILEMAN

    11月 21, 2021

    open week

    雪滑り好きの間では雪が遅い暖かすぎるなど聞こえていたし

    自分の感覚でも少し暖かいなぐらいに思っていた

    だが落ち着いて考えてみるとこのぐらいの季節の進み方が本来の

    進み方で秋が来たのか?わからないうちに冬に突入みたいのが

    ここ数年続いていたので、感覚がずれていたらしい

    日本のスキー場の本来の営業は12月中旬からが普通で北海道で

    12月初旬だったはずなのだ

    ところが人工降雪技術の進化により11月中にopenしなければ

    ならない的な風潮となり日本で一番早くopenするスキー場合戦と

    なった気温はどうであれ巨大かき氷製造機とスプレー霜製造機を

    駆使して冷えたもしくは人工的に冷やした斜面に天の川状に

    幅50M距離300Mから500Mぐらいの滑走斜面を作り出す

    確かに滑ることはできるし、いち早く滑走感覚を取り戻したい

    方々には最高のアクティビティとなっている

    環境保護、気候変動対策などの観点から考えれば、大量の電力を使用して

    滑る楽しみのためだけに浪費することの是非はあると想うが

    人が遊び活動し生活を営むこと自体が自然環境にインパクトを与えて

    いることは否定できない、それをすべて無しにすることはもちろんできないし

    遊ぶこともまた無しにはできないのだ

    僕は人工スキー場を否定しないし降雪機も使うべきだと思っている

    だがそれも使用できないほどに自然が変動してしまえば人間の力では

    どうすることもできなくなる、僕たち雪を滑り波に乗り遊ぶ種族は

    そのどうしようもなくなる前にこの遊びが少しでも長く子供達の

    世代にもつながっていくように努力をしていくことが使命であり目的なのだ

    ともう一度考えながらこの冬を迎えてみたいと思っている

    いま2021/11/21日曜日あと2日後の火曜日の夜から優勢な寒気が降りてくる

    次の週末27日にopen予定のスキー場関係者はホッとしていることだろう

    今週は日本中のスキー場関係者にとって幸せな雪が届くことを祈っています

    だがこれは来週だけの話でその翌週の12月初旬はもう一度暖かくなるらしい

    つまり日本の季節感は本来の形に戻りつつあるということなのだろうか

    12月中頃から3週間降り続くような素晴らしい冬の始まりを期待しているのだが

    母なる地球はどのような冬を用意してくれているのでしょう

    MAGICFILEMAN

    11月 7, 2021

    想い

    たまに聞かれること、なんでチューンを始めたんですか?

    思い出してみるが、はっきりとチューンと呼べる世界を目指したのは

    近頃のことのような気がしている、多分ここ10年ぐらいかな

    スキーの板を最初に触ったのは今でもよく覚えている

    米国で競技スキーのカウンターカルチャーと思っているムーブメントが起きた

    そうフリースタイルスキーの台頭だもちろんこれも産業の都合と大人達の思惑で

    競技になるのだけれど、エアリアル、モーグル、バレーといった種目が注目されて

    現在でも2種目は残っているかな?

    この時に少年だった俺は、傷ついたスキーを我慢できずに修理にチャレンジしたわけ

    黄色いソールだった俺の板は火傷しながらも煤だらけの白い修理剤で

    なんとか傷は埋まったのだがなにしろ削り方がわからない、ペーパーで削るが

    黒く汚れるだけでまったくダメ、危ない手つきでナイフを使って大きな出っ張りを

    削るのが精一杯だった、金属スクレーパーやファイルなどを知るのはそのはるか

    後の話だった、これが俺のメンテナンスの原体験

    そして数年後バレースキーに憧れたおれは色々と試すのだが、エッジがうまく機能

    していないのではと考え出したそのころにはスキーショップにも通い出し

    メンテナンス道具の知識もなんとなく理解し出していて

    金属スクレーパーとエッジファイルがあることを知ったが使い方はまだ知らない

    ともかくこずかいでなんとか手に入れた道具で俺のスキーは実験台となった

    キャンドルで埋めた傷あとはスクレーパーでスムーズになった、と自分では思ってた

    引っかかってうまくずらせなかったスキーはデタラメなファイルの使い方で

    なんとか引っかからなくなったが、意気揚々と出かけたスキー場でターンが

    できなくなっていることを知るのは少し後のこと、多分これがチューンの原体験

    だがこの頃にアルコール燃料のコテを使ってワックスを溶かし塗ったのは

    画期的だったが、はがす時にできの悪いスクレーパーしか売ってなくて

    苦労したのはよく覚えていて、チューブ入りのエマルジョンのワックスが

    史上最強と思っていた、ちなみに仕上げにブラシが必要だと知ったのは相当後のこと

    車と一緒でワックスは布で磨いで光れば滑ると思ってた本当の昔話

    スノーボードが世の中に出てきたのは知っていたが、サーフィン至上主義だった

    俺が手を出すのは普通に第一次ブームのはじめのころ、前にも書いたがスノーボード

    2回目で俺がやりたいのはカービングだとターンの名前は後から知ったが

    硬い靴で滑るやつ程度の知識でその滑りとスタイルにサーフィン以来2度目の

    正確にはウインドがあったので3度目の恋に落ちた、もちろんそこからは

    スノーボード一色の世界が続いて今に至る、サーフィンは別ねあれは俺の精神安定剤

    病院みたいなものなんで、そこでカービングに狂った俺はワックスだ板だエッジだ

    スキー理論と回転理論ともうかなりおかしい人になり、どうしても板を自分で

    調整したくなった、そこでもう一度チューンの道具を揃えて自分の想う形に

    ソールもエッジもなにもかも変えてみたくなった、最初は椅子二つに板を置いて

    またがってフラットだし2日がかりとかやってた、でも納得できる形にできない

    で迷いに迷って、借金してサンディングマシンを買ったわけ

    夢のマシンでしたね今はもうこれでは納得しないけど、その時は機械のすごさを

    思い知った、自由にエッジとソールを造形できる喜び、想いを形にできる

    嬉しさ素晴しさは今も続いています、もっともエッジは今でも手作業が

    最高だと思っているけど、機械のプリシェープは必要な時は使っています

    まあ長くなったけど、これが俺のメンテナンスとチューンの始まりから

    途中端折ったけど、現在の形になるまでです

    板を触る時、いつもユーザーの方をイメージして僕の思いを形にして仕上げています

    毎日が新しい世界です、次々課題が現れます、そこに理想の解決点を見つけ出して

    快適な滑りにつなげていくことがチューンを始めた時から変わらない俺の想いです

    MAGICFILEMAN

     

     

    10月 31, 2021

    遅ればせながら

    ここ2週間は続いている東うねりに反応するサンドバンクは今日も健在で

    潮さえ乗っていれば幸せな瞬間を提供してくれている

    乗りすぎないシェアする気持ちがあれば誰もが楽しめる

    冷たい雨のせいか人も少なくて知り合いと話しながら6本乗って振り返らず

    上がってきた、俺のサーフィンはそんな感じの小波好き

    海から上がってちょっと冷えた身体を温めているとdigginmagazineが届いていた

    it’s our turn 何処かで聞いたセンテンスだなと一気に読みきって後で理由が判明した

    なるほどこの業界は群馬で新潟で白馬でニセコで作られていると改めて確信したしだい

    ライダーはもちろんフォトグの存在は最重要事項となっていることも確認できた

    ライダー達が描くターンのフォトを見ていると記憶に残っている板達が現れる

    あの板でこのターンをこの斜面を滑ってくれたと思うと感慨深く感謝の気持ちが

    頭と胸にいっぱいに溢れてちょっと感傷的になった

    業界人ならとっくの昔に読みきったであろうこの雑誌を遅ればせながら

    読ませていただき、いろいろなことが蘇った

    俺に板を触らせてくれるライダー、テスター達にあらためて感謝の気持ちを

    伝えたい、その斜面に立ったとき信頼してテイクオフできる板をチューンできる

    自分でありたいと強く思った日曜日の夕方だった

    しばらく強い寒気は降りてこないらしい、偏西風が北に偏っているが

    必ず雪は届くその日を思いながら明日も板を削ろう

    MAGICFILEMAN

     

    10月 28, 2021

    寒気降りて初滑り

    シーズンスタートを強行なさった方々もちらほら悪い大人達は

    どこにもいるもんで、あのタイミングで登れる方はやはりなんですよね笑

    頭が下がります、良い子と真っ当な社会人はあと1か月ほどお待ちください

    今シーズンはラニーニャちゃんなんで12月にはしっかり降るでしょう!

    でサーフィンやらない人にはどうでもいい話ですが気がつけば東のうねりが

    かれこれ2週間以上続いています場所によっては南から東まで含めれば

    2ヶ月だよ〜の声も聞こえてきます

    つまりサーファーはいい感じで遊べているということです、雪ばかりでなく

    波も乗ってみますか?案外難しくて楽しいですよ!

    昨日のFBにいきなり発表された白馬はmagictuneテスター@tomokif布施智基の

    ガイドクラブ立ち上げの話には飛ばされた、しかも相棒が藤田一茂@forestlogd

    ときたもんだから業界話題騒然必死でしょう!

    俺的には熱い話におもわずメールして盛り上がった!もっとも話題の

    ほとんどは釣りに行こうぜだったけど、冬のツアーは白馬確定かな?

    波にも乗れて頭もスッキリ、アーシングも効いて身体がニュートラルになると

    色々といい思考が降りてくるんですよ

    この冬から使い出した新しいチューンの道具達がいい仕事をしてくれて

    さらに進化していくのが楽しくて仕方がないのです

    ソールを撫でてニヤニヤとまあほぼ変態ですね、ソールは生き物でつねに

    状態が変化していきます、まあこれを話し出すと長いのでまたの機会にしますが

    同じ状態はありません、温度はもちろん湿度と圧力によっても変化します

    ですから、アイロンがけはすごく繊細な作業なんです、ですがご安心ください

    あくまでチューナーレベルの話です

    しっとりとしたソールにワックスが僅かに染み込み潤いを帯びていく様はとても

    美しくソールが生き物のようです、、やばい人ですね笑

    そんな感じで日々チューンをやらせていただいてます

    明日も削るぜ! MAGICFILEMAN

     

     

    10月 17, 2021

    冬が来る、おそらくね、、、

    先日はサーフィンでグダグダとくだらない話を読ませてしまい

    申し訳ありませんでした、まあそういうことなんです自分の気持ちは

    でも人それぞれで、サーフィンもスノーボードも人それぞれの楽しみ方が

    あるわけです、波乗り水遊びで雪に滑って遊ぶタダそれだけです、でもね

    楽しむには少しだけ練習したりするとさらに楽しくなって人生豊かに

    精神安定して気分解放されるわけですよ、それはだれでも多分同じで

    そこに仕事して頑張って滑れなかった分良いもの使うとか買うとか

    みんなが夏だ台風だ良い波だったを見ながら仕事してた自分を褒めるために

    海外で波に乗ってくるとか良いと思いますそうでなくちゃ人生楽しくない

    でもそれも届かない自分なんかは目の前のひざもも波に喜びを見つけるのです

    だって人がいない夕方の膝波のパーフェクトは相当に気持ちいいですよ

    だから今日FBで見かけたサーフィンはカッコつけなくてもお金かけなくても

    難しく考えることでもないという言葉が刺さった、自分も反省しなきゃなと

    心から思いました

    今日の朝、残暑がしつこく残って秋が来なかった日本にやっと本格的な秋が到来

    しかも結構強めの寒気が降りてきたので、ほぼ冬に近い気温となりました

    薄い布団で寝ていた俺は風邪ひくかと思いました

    であけて20日頃からはさらに強い寒気が降りてきます、おそらくお山は一旦雪景色に

    なると思いますが、10月ですからねその翌週は暖かくなるらしいです

    去年も書きましたが、あまり早く雪が降るとそのあと必ず止まってしまいます

    12月からしっかりと3ヶ月間降り続く雪が健康的でいいですね

    まずは紅葉と秋の味覚と冷えてくる大気に感謝しつつ本格的な冬の到来を待ちたいと

    希望してます、じゃないとチューンが終わらないとか言ってますよFILEMAN

    困ったもんです、もうしばらくお待ちください、夏も冬も来る時は駆け足で

    来るよね!MAGICFILEMAN

     

    10月 14, 2021

    見えたと思った時は気をつけるようにしている

    サーフィンは大何次ブームだかわからないが、どうやら流行っているらしい

    オリンピック効果なのでしょうか?

    一昔前の怖い不良たちがやってるダサい遊び的な解釈で世の中から

    どちらかといえば嫌われていた遊びだったはずが、ロハスでナチュラリストが

    ヘルシーでサスティナブルでブルーでグライドですっかり大きい波のハワイは忘れられて

    カリフォルニアでコーヒーでデカフェでミッドレングスはおしゃれでティントとは言わず

    オペークでなんだかわからなくなってシングルフィンでピークで波待ちして

    ボトムターンでこけて怒られるみたいなのが多数見受けられます

    オリンピックの選手を見てショートがかっこいいと思った君間違いないです

    練習しましょう!大手企業に就職するよりプロのテクニックを手に入れるのは

    難しいです、一般サーファーでいるのが幸せだと思います

    オヤジは叩かれて育ったのでなにが流行ってもローカルリスペクトが

    あたりまえでローカルカルチャーを理解しない行動はありえません

    ドロップインされるたびにその程度のサーフィンしかしていない

    自分を反省して次に備えます、今日もいましたプロに降りられて大声で友人にこぼしてた

    君です、もっとうまくなりましょう

    ってなことをついに書いてしまいましたが、日本のサーフィンも海外のサーフィンも

    基本は一緒ですまずここを理解しないと、必ずなにか起こりますね

    自由に波に乗れる人と技術はあるのか?人とはそのラインナップで何人挨拶できる友人が

    知り合いがいるか?ということです、海外ではこれをギャラで買うこともありますね

    個人の自由ですからお好きなようにです

    今このタイミングがどういうシチュエーションなっているのか理解して楽しみましょう

    で書こうと思っていたのは、チューンの話でした、フラットキャンバーと

    センターショートキャンバーのチューンはかなり見えてきて、ダブルピンも

    いい感じのロッカーとVeeが作れるようになってきた、と思った時が

    あぶないので必ずもう一度考察するようにしている、見えてきたと思った時は

    普段以上に慎重にやらないと、何かが違ってる場合が経験上多いのだ

    そんなに簡単に答えが見つかるのはおかしいと疑ってかかるのが

    俺の性格なので今までやってこれたのかもしれない

    ともかく今日削った板の再チェックを明日新しい目と指先で確かめてみようと

    思っている、人の感覚は素晴らしいが信用しすぎてはいけないのも事実なのだ

    MAGICFILEMAN

     

    10月 10, 2021

    毎年のことながら秋の気配が

    今日はジョンレノンの誕生日らしい、遥か昔ハワイに上陸した日に銃に倒れたと聞いた

    そんな記憶が蘇った、そうやけにラジオからWOMANが流れてた

    チューンの仕事はすでに全開で進行している、台風が異常に少なく波がないのも

    一つの理由だが、ここにきてチューンの奥深さが見えてきてさらに追求しだして

    しまっている

    何回も書いていることだが、すでにほぼ完成された製品に手を加えることで最高の

    性能を追求できるように再調律することは、調整幅に限界のある中に最適な回答を

    探す行為なのだ、なので一から作り出していくよりもある意味極めて難しい作業と

    なる場合もある、チューナーあるいはエッジシェイパーの考え方なのだが

    その板にアグレッシブな性格を与えるのか、精度を追求した機械的造形を与えるのか

    またはサーフボード的デザインを数値に表しきれない曲線と曲面として表していくのか

    いつも頭を悩ませる部分なのだ、ソールの形状まで整形の範囲を広げた場合

    作業時間はとてつもなく長時間に及ぶなのでソールから削り出していくシェーパーは

    少ないと思うが、板によっては悪い癖が出てつい追求し出してしまう

    ソールで1.5mmエッジで0.5mmほどの削りしろのなかでどれだけの造形を

    求められるかはおのずと限界があるのだが、それでも求めないではいられない

    自分がいるのも事実だ、しかし普通に注文いただいているチューニングに関しては

    極めてニュートラルな板の寿命も考慮した仕様で仕上げますのでご安心ください

    この特殊な例はテスターや一部の乗り手の方向けのスペシャルなシェープの話です

    来週には本格的な寒気が降りてくる気配です、今シーズンは気候変動とは距離を

    おいた普通の冬となることを祈っています

    12月から3月まで深々と毎日夜になるとリセットされる雪景色を夢見ながら

    明日もチューンに勤しみます

    MAGICFILEMAN

     

    9月 10, 2021

    初冠雪

    幾ら何でも9月の初旬に富士山がホワイトキャップは目を疑った

    山梨に向かう途中にふと視線を上に向けたら、目の前が富士山だった

    あれっ白いじゃんと思ったが、自然界は必ずプラスマイナスなので

    どこかが暑くなっているということ、やっぱり大きな見方では気候変動

    なのかもしれないこの夏からPOWの応援も初めて見たが、雪が降らないのは

    考えられない最悪な状態なのでまずはできることから少しづつですかね

    手が遅いオヤジでありますのでチューン始めております

    今日は武田さんが手をかけた板のretuneでした、チェックから始めてみると

    やはりすごいですね、武田さんならではの様々な技術が垣間見れます

    エッジの角度がとかそういう話ではなくて、すべての面が繋がって構成されている

    そんな感じです、ソール一つとっても考え方の違いを感じました

    かつてtune小屋で雑談した時を思い出してしまいましたよ

    懐かしいです、そんなことを思い出しながら作業をしていました

    T-TUNEを追いかけている訳ではないのですが、やっぱりそこを見ないことには

    始まらないのも事実です、春に太郎さんと話した時も武田さんは生涯乗り手で

    いたいだからこそのチューナーだと聞きました

    武田さんらしい感じで背中を見せてくれたあの日を忘れませんよ

    オヤジなりに頑張ります、奥深い終わりのないチューンを追求していきます

    今日の午前中に夏の気温に戻りました、冬はもう少し後の方がバランスが

    いいと思います

    MAGICFILEMAN

     

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